ちゃんと考えたい、結婚のこと
2013年 07月 30日この秋に入籍をします。
それにあたって今日、会社に結婚する旨の報告をします。
でも、たかが報告なのにすーごいドキドキしています。
1ヶ月前から結婚報告メールの文章を考えてました(笑)
※勤め先はとてもラフで報告はメール1本でOK
今は、彼と私、互いの家族、友達が知っている関係。
でも、会社に話したら「本当に結婚するんだ」「世間的にも公認?の夫婦となるんだ(大げさ)」って実感が…なんかうまく言えませんが。
入社した時、ふと思ったことがありました。
「いつかこの会社に結婚報告をするときがくるのかな」とか
「その夫となる人は、彼だといいな」とか。それが今日、現実となるのかと思うと…
「幸せ」とかそういう言葉を通り越して、ただただ、とても、感慨深いです。
20代半ばに入り、今思うと20歳前半の時と比べると結婚についての考え方や、
捉え方がガラリと変わったと思います。
ただ「彼との幸せ」な未来を「結婚する」という形で思い描いていた22,3の頃。
彼ともそのことでたくさんぶつかりケンカもしました。そりゃあそうだと思います。
だってそれは「彼との幸せ」じゃなくて、「幸せを掴んだ私」を描いていただけだったから。
結婚するかしないかで、別れるカップルは多いと思います。
私達もそういう危機が何度かありました。
ただ、結果としてたくさんぶつかって悩んでよかったと思います。
そりゃあ、苦労せずすんなりいくことに越したことはないですけどね(笑)
でも、これから先の、何十年と共に生きる未来もすんなりいくとは限らない。
その度に、2人で1つの答えを出さねばならない。
私たちはその前に、ぶつかったり悩んだりしても
決して諦めたり互いの手を離すことはなく、ここまできたという確実な自信があります。
ラブラブで幸せな時だけじゃない、決して美しいとはいえないような、
汗と涙が混じった、確かな「自信」を持ってこれからを生きるのと、
何も考えないで生きてゆく差は、でかいと思います。
だから、今、もしあの頃の私のように恋人との未来に不安や悩みがある人、
「それでいいんだよ」と私は胸を張って言います。
たくさん悩んで、たくさん考えて下さい。大切な人との未来のこと。
夢見るのも大事です。でも、夢だけではどうにもならないことが、
あなたが夢見る結婚の前にたくさんあります。
その、夢だけじゃどうにもならないことを共に乗り越える力と絆を身につける大切さ。
あまり賢く器用じゃない私は、何度もぶつかって痛い思いをしてやっとわかりました。
結婚のメリットを問われる昨今。どうして結婚したいのか?自分にとって結婚とは?
今の時代、多様な生き方や愛しあい方が認められつつあります。結婚もそう。
周りがしてるから、とか幸せになりたい!子どもが欲しい!、子どもができたから、
とか結果だけを見るんじゃなくて、
一生に一度のことなんだから、「結婚」そのものについて考えること。
私は改めて今の世の中に必要だし、大事なことだと思います。
よく「結婚は勢い」とも言いますが、それはしっかり考えた後の後押し起爆剤のようなものであって、「考えなくてもいい」という意味ではないという考えです。
「ちゃんと考える」。そして自分だけじゃなく2人でもちゃんと考えること。
この面倒くさくてキリがないようなこと。それも結婚の一つだと思います。
数年前、2人で見た夕陽。当時私は海の近くに引っ越してきたばかりでした。
その近所散策の際、出会った海辺の夕陽。
その瞬間がすごく幸せで、この幸せを大事にしていけますように。そのためにはたくさんの努力も苦労も厭わないと
夕陽を一緒に見ている時決意しました。
そして今年の2月、今の家に引っ越す日、一人で同じ海辺にいきました。
まだ若干雪が残っていて、海は風が強く、波が荒かった。
きっと私と彼の人生も、凪ばかりじゃない。だからこそなにがあっても二人で生きていくと、
同じ海で決意しました。あの時を今でも覚えています。
決意をした思いつめた顔で海風に吹かれながら佇んでいたら、親子連れの散歩している人に怪しまれたし(笑)
入籍までまだ時間はありますが、結婚の前に感じたこと。
大げさでも、大事にしたいとおもいました。
「初心を忘れないこと」それは願いや希望を持って前に進む際、とても大事なことのように思います。
※ここに書いたことは、私個人の考えであり、
結婚に対する私個人の今の気持ちを素直に書いたものです。
考え方や価値観は人それぞれです。決して批判ではありません。
by h_journal
| 2013-07-30 13:42
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