40w0d
ついに出産予定日当日を迎える!
昨日39w6dに重めの前駆陣痛があり、昼から経過観察入院したけど痛みが弱くなり、2回内診グリグリされ、ようやくおりものに血が混じり始めるもお産どころか陣痛にも至らず
朝イチの内診で前駆陣痛から本陣痛に繋がらない微弱陣痛になってるようだと言われ、陣痛促進剤を打つことを勧められる
このまま一旦帰宅して様子見、なんなら予定日超過の年度跨いで4学年差でもいっかーなんて悠長に考えていたけど、
お産の兆候はあるのにこのまま自然に任せて本陣痛を待つだけだと、母子共に体力消耗してストレスで疲れちゃうよと先生
やっぱそうかーと陣痛誘発は想定内だったけど、娘の時は安産でスルーンだったから経産婦だしきっと今回も大丈夫だろうと余裕ぶっこいてたらまさかの展開に…
どうなるんだろうとちょっと不安になりつつ、でも今日頑張れば赤ちゃんに会えるんだ!と思うと前向きにもなれる複雑な心境
そしてAM9:30
陣痛室にて陣痛促進剤の点滴開始!
少量ですぐ効き目がある人もいるし、なかなか効きづらい人もいるし、後陣痛が辛くなるとかメリットデメリットが書かれた薬の説明書を渡されたのに病室に忘れて、内容よくわからないまま点滴する(笑)
しかもやっぱり体質柄血管見えづらい腕だから一回挿入失敗し結構な出血をして春のセンバツ観ながら私は不安と戦う(笑)
AM11:00~11:30
ちょい苦しいなと感じる強めの張りがいきなり5分間隔以下で起こり始める
まだ痛みはないけど3分置きでしっかりリズムついてるしこれ陣痛じゃない?と思い仕事中の夫さんに連絡
点滴から1時間半で効き目が現れ、私はどうやら効きやすいタイプだなと察しこのまま波に乗れ~!と願う
AM11:30-PM12:00
段々と苦しい→下腹部痛い…!に変わり1、2分間隔
痛み出すとあまりに辛くて汗が吹き出てフーッフーッと息を吐いて逃すのに必死
1回トイレ行っとこう、膀胱を空にすると陣痛も進むからねーと助産師さんに言われ、痛みがひいた間に立ち上がり、さっさとトイレに行きたいけど動作の一つ一つがもうメチャクチャ辛い…
こりゃ一刻も早く夫さんに来てもらわなきゃと今すぐ仕事上がってこっち来てと連絡
恥ずかしながら、3年前の初産で体験した陣痛はどんな痛みだったかすっかり忘れてた私
今回例えるなら、股から下腹部にかけて拳でグリグリ内側からえぐられるような感じ
前駆陣痛はお腹をグルグルかきまわされるような生理痛似の痛みで、本陣痛とはまたちょっと違う
それ以前に痛みの強さが数百倍違う
それに前回のお産は
1.うーん、痛いかな(我慢できるレベル)
↓
2.うー、痛いなぁ(なかなかしんどいレベル)
↓
3.あー、痛いわコレ…ハァハァ(しんどい)
↓
4.くぁwせdrftgyふじこlp(無理!)
の段階をちゃんと踏んでだった
だから今回みたいに30分未満でいっきに1→4まで行くスピード陣痛に思考も身体も追いつかない…
これが促進剤効果なのかなとぼんやり思いつつ、この痛みが最後!この痛みが最後!と毎度思いながらどうにかやり過ごす
PM12:00~12:20
ここら辺で夫さん登場し、汗まみれでフーフー苦しむ私とすかさず手を繋いでくれた
痛みが来る時、手に力が入るからなにか握ってるといいんだよね
夫さんもお産立ち会いは経験済みだから手馴れていてかつ冷静
やってきた夫にお昼食べた?あともう一息で産める段階なんだけどねー、奥さんこんな状態だからなんなら奥さんの昼食、旦那さん食べてと呑気な助産師さん(笑)
しかし、そのうちなんだかお尻の辺りに何かがググーッと下がる?骨盤が開く?ような感じ
あ、これ赤ちゃん出ようとしてるわ、
もう産まれるわ!と瞬時に悟る
この感覚は娘の時もあったし、私はこっからが超早いタイプ!
お尻ー!赤ちゃんでるー!と叫びフーフー呼吸からンーッ!とイキみたくなる感覚に
助産師さんが慌てて、まだ子宮口の開き確認してないからイキんじゃダメよーと言うも、
私の身体および赤ちゃんはもう準備万端です(笑)
無理無理!もう出る!感覚ある!と私
子宮口なんどうでもいいから早よ分娩台に行かせてくれ!と心の中でも叫ぶ
そんな私のお尻を触り、そうだね!こりゃもう行っちゃうかと助産師さん
分娩許可が出て痛みが引いた隙に死にものぐるいで分娩台に行きそそくさとあがる私
ここまでくれば後は思い切りイキんで赤ちゃん出すだけ!ゴールは目前!
しかし脚を乗せる台に両脚をセットしたいのに、前日の前駆陣痛と微弱陣痛から続く痛み疲れで尻~太ももが筋肉痛でプルプル痙攣…
手こずってたらお腹にパツンと弾ける感覚と共にジワワ~っとあったかいものが溢れ、破水を悟る
破水したよ!と叫ぶと助産師さんがすかさず私が身につけてたボトムス類を剥ぎ取る
ここまでかなりスピーディーに動いたけれどまたすぐに陣痛の波がきてちゃんと身体を分娩台にセットしきれないまま速攻イキみ開始!
イキみながら都度もう少し身体下げてーとか枕に頭ちゃんとセットしてー
レバーしっかり持っ…あ、旦那さんの腕掴んでるからいいか、と指示が飛ぶ
私は決して痛いー!とかは口にしない!
代わりに牛か?と思うほど
ん゛んーッ!!とか
ぁ゛あングー!とか
口を閉じて目一杯叫ぶ!!!
しかも両手旦那の腕にしっかりしがみついて必死の形相で(笑)
けど今回は赤ちゃんが出る感覚が娘の時よりしんどくて、この時点で娘より大きめな子だなとわかった
5、6回ほど血管ブチ切れて死ぬかも!ってくらいイキんで、脚もさらにプルプルでもうヤバい…と思ったら、助産師さんがもうイキまない!ハーッ!ハーッ!だよ!もう赤ちゃん出てるよー!と指示
目を閉じないで!こっち見て!と言われ首だけ起こして見ると自分の脚の間から何か出てるのがちょっと見えた
そんなこんなでPM12:35
3284gの男の子が生まれました!
ハリのある声で元気に泣き、助産師さんにお腹の上に置かれた我が子は丸々として立派な身体をしていた
娘より500g以上大きかった!
今回の妊娠~お産は重いつわりに始まりマイナートラブルのオンパレードで
臨月に入ってもなかなか出てこなかったし決して良いことばかりじゃなかった…(涙)
けど陣痛ついてからは1時間半で誕生のやっぱりスピード出産!
ふぁああぁああ~!終わったぁああ~!!
という達成感と安心した様子の顔の夫に私もなんだか気持ちがほぐれた
けど、相変わらず上げた両脚の太ももがプルプル辛くてまだしんどい(笑)
早く降ろしたいけど胎盤出しと会陰の縫合はやっぱり不快続きで地味な難所…
やっと脚を自由にできても、今度は悪露の不快感と、疲れた体にふりかかるダメージ
娘の時もだったけど、すぐさま赤ちゃん抱っこしたりおっぱいあげる余裕は気力体力共に無し!(笑)
赤ちゃんと私の処理が終わったくらいに駆けつけたお母さんも入室
わー産まれたねー!おめでとうー!と朗らかな雰囲気が漂う
そうこうしているうちに前日から全く一緒の状況で入院し、同じタイミングで促進剤打った人も隣の部屋で分娩開始し女の子が産まれる(笑)
同じ感じのお産が重なったのは看護師さん曰く、26日から急な低気圧が発達して変な天気なのが原因じゃない?とのこと
経産婦で微弱陣痛って珍しいのかわかんないけど、そういうことなのかな
…と、まぁこんな感じでついに!やっと!
なんぎいばかりのことが終わり(笑)我が家に長男が産まれ新しいスタートを切りました
息子は元気によく泣きよく出してるけど、胎内でいろいろ飲み込んだのか初期嘔吐があるのと、私が後陣痛辛いのと熱が出ちゃったため初夜は母子別室で過ごしました
早期新生児の初期嘔吐も母体の発熱もよくあることらしいが、やっぱりスムーズにはいかない今回…
けど私はダルいなーくらいで食欲あるし、お母さんの差し入れのポッキークッキーを夕食後に貪り食うほどに(笑)
一仕事終えた後の甘いお菓子は格別だぜ!
さて、これから恐怖の2人育児!
今のところ娘は弟を受け入れず、ママ不在の寂しさをグッと我慢しているようだ…
不安や心配は尽きないけど、今思うのは
お産の苦しみ以上にしんどいことは人生でそうはない!ということ
2人の子どもの母親として、私はどんなママになれるかな
いい加減な母ちゃんだけど(笑)
まずは久しぶりの新生児育児、頑張りますっ